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エビデンスベーストヘルスケア協議会
2021/9/24

高齢者の筋肉づくりな徒然日記
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後期高齢者の代表格、菊池夏樹のコラムの連載。

【筋電メディカル徒然日記】

第34話 お医者様

最近のテレビニュースには、いろいろな病院のドクターが顔を出す。見慣れたドクターもいれば、おや、初めてだなと思うドクターもいる。コロナ
蔓延を報じるために、テレビ局も忙しいドクターを口説いて出演依頼をしているのがわかる。最近は自宅療養者のために奔走している若いドクター
のドキュメントも多くなった。

実は、コロナ騒ぎが始まって医療崩壊という言葉が出始めた頃に、まさか日本でこんな風になるとは思っていなかった。医療の崩壊が先進国で起き
るなんて思ってもみなかった。いまや、夜中まで大勢で酒を飲み、マスクをはずして大声で喋りながら飯を食うとこうなるぞ!と脅されている気分
になる。
確かに都民、市民、国民が悪い!自分も含めて反省せねばならない!言い訳は、聞かない!自分か他者が命を落とすからだ。自分が病院で助かった
としても、その裏に何万人か死の危険にさらされている人がいるのだ。私は下戸だから言えるのだが、ひと月でも、酒をやめろ!家でカップラーメ
ンでもいいから飯を食え!闇で店を開けるな!大声で喋っている客は追い出せ!死だぞ、人殺しになるんだぞ!

私は、週に2回、都の西北江戸川橋に行く。早稲田大学に歩くと20分くらいの所だ。その交差点に大きいコーヒーチェーン店があって、用事の前
に立ち寄る。そこには、多くの若者がパソコンを持ってきて仕事をしている姿を見かける。ほとんどの客がひとりで、プラスチックボードで囲われ
た、まるで競馬のスターティングブロックのような所に陣取り、夢中でパソコンに向かっている。遠目で見える画面もゲームをやっているわけでも
なさそうで、書類が液晶に映っている。
私は、早く自宅の近所に戻った時には、はす向かいにあるビルの中にあるコーヒー店に寄る。ここの光景も同じで、私みたいにパソコンも持たない
でボーッとしている人は少ない。赤坂溜池にある喫茶店に長年通っているが、ここもパソコン族が多くなった。
このパソコン族、大学生から40代の人が多い。最近の若者は、渋谷や原宿、新橋あたりで大声を出す!なんて大人たちは、言っているが、そんな
様子はない。むしろワクチン接種の機会も遅く、万が一を考えているようで、お行儀がすこぶる良い。たまには、マスクを取って、若いから耳も良
いはずなのにデカい声を張り出す連中もいないことはないが、問題は、50代の半ばから60歳代の中年組のお行儀の悪さだ。多少の飲み代に困ら
ず、「おねえちゃん」の居る店にたまに顔を出せる輩が一番悪いように思える!大声間接殺人鬼かも知れない。

パソコン族への心配だが、会社の往復もせず、一日パソコンの前に座っているから筋肉がどうなるか、他人事ながら心配になる。夜中に湾岸をジョ
ギングする風景が多くなってきたが、長距離に向く筋肉を遺伝で持っている人はともかく、私のように短距離用遺伝筋肉の持ち主の場合は、ジョギ
ングくらいでは、速筋が大きくならない。100メートルを全速で20回から50回も走るのは、サラリーマンになってからでは辛い。自分が長距
離向きの筋肉か短距離向きの筋肉か子供の頃を思い出して、筋トレをする。これがいいような気がする。

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